『スター・ウォーズ:ハンターズ』のパブリッシャーであるZyngaは、ゲームの正式サービス開始からわずか9カ月で完全なシャットダウンを発表しました。Steam向けPC版の計画も公式に中止となりました。
NaturalMotionにより開発されたこの基本プレイ無料のチーム対戦バトルアリーナゲームは、2024年6月にNintendo Switch、iOS、Android向けにローンチされました。IGNの『スター・ウォーズ:ハンターズ』レビューでは7/10点を付け、「『スター・ウォーズ:ハンターズ』は気軽に楽しめるPvPエンターテイメントだ。まるでデス・スター上のパーティーのようで、短時間は感心するが、長居したい場所ではない」と述べています。
この評価は今となっては的を射ているようです。Zyngaは「慎重な検討の末」、最終コンテンツアップデートを4月15日にリリースし、ゲームサービスは2025年10月1日まで継続すると確認しました。
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「このニュースが失望をもたらすものであることは理解しており、この決定が軽率になされたものではないことをお約束します」とZyngaは続けました。「皆様のゲームとそのコミュニティへの情熱と献身は、私たちにとってすべてを意味するものでした。私たちはこの移行期間中、透明性を保ち、定期的な情報提供を行うことをお約束します。」
主な日程は以下の通りです:3月25日、シーズン5が3週間延長されます。Zyngaは同シーズン中のイベントやショップバンドルを再実施し、ランクシーズンも延長されるため、プレイヤーはKyber 1ランクに到達するための時間をより多く持つことになります。
4月15日には、ゲームの最終コンテンツアップデートが無料でリリースされ、全プラットフォームでのゲーム内課金は無効化されます。この最終アップデートの一環として、新たなサポートハンター「Tuya」がロースターに加わります。Tuyaと一連の追加ゲーム内コンテンツは、追加費用なしですぐに利用可能になります。Zyngaは最終的なランクモードのリーダーボードを競技プレイ向けにサポートし続け、全ての戦場とゲームモードをローテーションします。
その後、10月1日にオンラインサーバーが正式に停止し、『スター・ウォーズ:ハンターズ』はこの日以降プレイできなくなります。
シャットダウン通知は、今年初めにSteamで早期アクセス開始が予定されていたPC版については言及していません。ゲームのSteamページには現在、「Steamストアではもう入手できません」という通知が表示されています。
Take-Two傘下のZyngaは、『FarmVille』、『Words with Friends』、『CSR Racing』などのモバイルタイトルで最もよく知られています。『スター・ウォーズ:ハンターズ』は、同社初のコンソールゲーム参入作でした。また、Zyngaがパブリッシュする初のPCローンチ作となる予定でもありました。
「モバイルとNintendo Switchでの『スター・ウォーズ:ハンターズ』の好意的な評価が、PCへの拡大を決断する契機となりました」と、昨年11月にZyngaのゲーム部門エグゼクティブバイスプレジデント、Yaron Leyvanは述べています。
「これはコミュニティが長く求めていたものであり、より多くのプレイヤーをヴェスパーアに迎えられることを嬉しく思います。これはまた、Zyngaとして自社ゲームを初めてPCでローンチするというマイルストーンでもあります。」
複数のスター・ウォーズビデオゲームは現在も開発中であり、Respawn Entertainmentによる3作目の「スター・ウォーズ ジェダイ」シリーズや、Bit Reactorのターンベース戦術ゲーム(2025年のスター・ウォーズ・セレブレーションで披露予定)などが含まれます。