新作『Social Network』続編、Facebookが直面する現代の課題に迫る
著者: Sophia
Dec 03,2025
2010年に公開されたフェイスブックの起源を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』の続編が制作されることになった。
アカデミー賞受賞脚本家のアーロン・ソーキンが、フェイスブックの近年的な論争に焦点を当てた新作の脚本・監督を担当するとデッドライン誌が報じている。
ソーキンは、ウォールストリートジャーナルの『ザ・フェイスブック・ファイルズ』からインスピレーションを得る見込みで、これは同プラットフォームのアルゴリズムが社会的害悪を引き起こしていることを認識していたとする内部文書を暴露した連載である。
ソーキンは以前、2020年1月6日に発生した米国連邦議会議事堂襲撃事件にフェイスブックが関与した可能性を示唆していたが、デッドライン誌の情報源によれば、続編はこの事件だけを中心に据えるわけではないという。ソーシャルメディアが若年層ユーザーおよび世界中の視聴者に与える影響についても検証する。
ソーキンは構想を練っているものの、プロジェクトはまだ初期段階にあり、キャスティングは未定だ。ジェシー・アイゼンバーグがフェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグ役を再び演じるのか? ソーキンは長年続編を考えており、アイゼンバーグも復帰への意欲を示している。
「ええ、もちろんです」とアイゼンバーグは2019年、インディワイアのインタビューで同役再演の是非を問われてこう答えた。「良い役を人気作品で演じられることは非常に稀です。これは普通なら舞台やアート系映画で演じるような複雑なキャラクターを、大規模な作品で演じる機会でした。私にとっては信じられないほど幸運なことでした」